ばしょうの日常

社会人一年生のひとりごと

【コミュ障×斉藤さん】陰キャコミュ障の大学生が今さら斉藤さんを初めてみたら…

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どうもこんにちは。

まず初めに、自分は陰キャです。ウェイ系の人々とは関わることはほとんどないですし、普段から大人しいのであまり人と話しません。いま僕は大学2年生ですが、いわゆる「大学生のノリ」ってやつもよく分かってません。新歓とかも行くのが怖くて行ったことがないです。

さらにさらに僕は、コミュ障です。人と話すとき、必ずいちばん初めに「あ、」と言ってしまいます。他の人と話す時も、何をどのくらい話せばいいのかよくわからず、相手とのムードを悪くしがちです。友達以外との会話は基本的にできません。バイト先の人とも会話がつながらないということが多々あります。

そんな僕ですが、つい先日「斉藤さん」という、見知らぬ人と話せる通話アプリを始めてみました。今回は斉藤さんを始めようと思った理由や、実際にアプリを使って話してみた感想を書いていきたいと思います。

 

〜もくじ〜

 

1. 「斉藤さん」とは

先ほども少し説明しましたが、「斉藤さん」とは、見知らぬ誰かと通話することができるスマホアプリです。アプリを持っている人同士で会話を楽しむことができます。カメラ機能を使った通話もすることができ、こちらはユーザー自身がこの機能を使うかどうか選択することが可能です。また、まだ自分は挑戦していませんが、カラオケやゲームなどの機能もついています。

ただし、このような通話アプリを使用する際には個人情報などを伝えすぎないように注意する必要があります。年齢や住んでいる都道府県くらいなら大丈夫ですが、通っている学校や最寄りの駅などは伝えないようにしたほうがいいと思います。

また、中には自分の恥部をカメラ機能でさらけ出したりするようなよろしくない人もいるので注意が必要です。そのようなものが嫌な場合は、「カメラなし通話」を使うことをおすすめします。

 

2. 僕が斉藤さんをやってみようと思った理由

僕が斉藤さんをやってみようと思った理由は「人と超気軽にお話がしたい」と思ったからです。

自分がまだ高校生の頃は、学校に行けば友達と必然的に会って、そこで会話を普通にしていました。コミュ障な自分ですが、友達とはまだ会話ができましたし、そもそも話すことが嫌いというわけではありません。ですが自分の大学受験が終わった頃くらいに新型コロナが流行り出して、友達とも会えなくなってしまいました。4月からはじまった大学生活でも、ほぼ全ての授業がオンラインだったので友達は一人もできませんでした。今年は対面授業が増えており、ゼミの人と話すことも増えたのですが、緊急事態宣言の影響でまた全ての授業がオンラインになってしまい、なかなか人と話すことが少ないのが現状です。

「人と話したいのなら友達とかに電話すればいいじゃん」と思った人、多いと思います。でも僕はなかなかできません。そもそも人と連絡すること自体僕はほとんどないですし、急に「話したい」とLINEで伝えても「相手に無理を言っている」と思ってしまいます。言い訳に聞こえるとは思いますが。

また、知っている人と会話する際にはなおさら気を遣わなければなりません。例えばバイト先の人だったり、少し話したことのある人だったりするのですが、その人たちとは「遠慮した会話」を行う必要があると考えています。「その人のことは少し知っているけれど詳しくはわからない、仲が良いわけではない」という状態では、僕は相手と「どれくらいのテンポで、どういう話をしたらいいのか、どういう性格なのか」などを探り探り会話をしながら見つけていく必要があります。何も知らない赤の他人との会話では、その相手との関係が今後も続いていくわけではないですから楽に話すことができます。お店の店員さんや、道を尋ねる人との会話がそれです。今後会うことはないので、僕はあまり気にせず話せます。

コロナ禍によって人と話すことが少なくなったが、友達とわざわざ電話するのはちょっと勇気がいる、赤の他人と自分の印象を気にすることなく話したいなと思ったのが、斉藤さんを始めようと思ったのが理由です。

 

3. 初めての斉藤さん

というわけで、早速斉藤さんを使ってみます。

最初にアプリを立ち上げたら、プロフィールに使うニックネームや性別・年齢・都道府県などを登録していきます。なお、晒したくない情報があれば書かないこともできます。今回は都道府県は書かないでおきました。

電話機能には「でんわする」と「カメラ封印でんわ」の2つがあり、今回は初めてなので後者を選択しました。

とはいうものの、初めての通話はコミュ障の自分にとっては緊張するものです。電話を開始するのを少々ためらったりもしましたが、ここで止まってていては行けないと思い、頑張って電話ボタンを押します。

すると早速、どこかの誰かさんと繋がりました。通話を開始する前に一度プロフィール紹介画面が出てきて、その上ででんわするか、別の人に再度かけ直すか決めます。

 

ところが、繋がったと思いきや、プロフィール画面ですぐ切られることが多いのです。

 

おそらく相手側が「こいつと話したくない」と思って切っているのでしょう。もしかしたら女の子狙いなのかもしれませんが、それにしても切られすぎです。

10件くらい切られて、ようやく電話に漕ぎ着けることができました。

 

一人目

電話がつながったら、とりあえずお互い「こんにちは〜」と挨拶をしました。お相手は男性。その後、相手から「今何歳ですか?」と聞かれました。一番初めの会話だということもあり、年齢を晒してもいいものかわからなかったのでとりあえず「大学生です」と言っておきました。その後相手は「僕は16歳です」と教えてくれました。年齢を晒すのは問題ないみたい。その後住んでいる都道府県を聞かれましたが、自分は怖かったので「関東のどこかです」とだけ伝えました。相手は山梨に住んでいるといっていましたが。

その次に僕は相手に「これが斉藤さん一人目です」と伝えたら相手が「初めての人になれて嬉しいです」と言ってくれました。斉藤さんのイメージは「陽キャや変わった人がやっているようなもの」だと思っていましたが、ちゃんとした人もいるのだと思いました。(偏見たっぷり)

しかしその後、自分は何を話したらいいのかわからなくなってしまいました。コミュ障発動です。

「ああ…どうしよう…」とテンパってしまいましたが、相手の方が趣味とかゲームの話とかをしてくれたのでなんとか会話が続きました。

その後何やかんやあって、相手の受験勉強の話になりました。電話相手の彼は「中央大学に行きたい」とのこと。理由は「ステハゲとかひろゆきとかすごい人が卒業生にいるから」ということ。そんな理由で?と少しびっくり。

しかしここから彼の面白い話が始まります。それは「指定校推薦」について。彼は「本当にいきたいと思っていない人が、逃げだと思って使う最悪な制度だ!」と主張。これには自分も「あ〜わかる!!」と共感を伝えました。ここから受験勉強の話などが始まり、英検や参考書の話をして盛り上がりました。彼は来年受験生なので、自分に教えられることがあればと精一杯伝えました。正直こんなに盛り上がると思っていなかったから驚きです。

気づいたら30分が経過していました。僕は他の人ともお話ししてみたかったので「この辺りで失礼しようと思います」と伝えました。勝手に切ることももちろんできますが、そんな失礼なことはできません。相手も了解を示してくれて「楽しかったです!ありがとうございました」といってくれた時は嬉しかったです。

初めての会話で、所々コミュ障が炸裂することもありましたが、楽しい会話をすることができました!

 

二人目

二人目も男性の方。ちなみにこの人と繋がるまで20回くらい切られてます…(涙)

挨拶を済ませた後、相手から「何歳ですか」と聞かれたので、先ほどと同じく「大学生です」と伝えました。相手は所々タメ口だったので、僕と同じくらいか年上だと思います。

ここでもゲームの話に。今回は相手の方が色々話してくれて自分はそれに付け足しで会話するような感じ。楽しかったけど、相手のペースに飲まれることもあったので一人目の方が楽しかったな。20分くらい話してお別れしました。

相手も赤の他人ですし、今後会うこともまずないと思うので、「次は積極的に会話するぞ!」と決意。コミュ障だからといって、萎縮していちゃダメですね。

 

三人目

三人目は女性の方。

挨拶の後、お互いに何歳か聞いてスタート。今回はちゃんと年齢を言いました。相手も自分と同じくらいの年齢でした。年齢から入るのは斉藤さんの定石なのでしょうか?でも会話のきっかけになりますよね。

話は大学のオンライン授業に。「ときどきzoomの使い方が全くわかってない人いますよね」という相手の話にとても共感しました。僕も「先生の通信環境が悪いと、固まった後急に追いつくかのように早送りみたいになりますよね」と言ったら「あ〜わかります笑」と、分かり合えました。

僕はコミュ障なので、もちろん女子と話すことなどほとんどありません。学校でも業務的な話は女子としましたが、世間話をすることなどまずありません。「すぐ切られるんじゃないか…」と思っていましたが、相手の方がいい人で本当によかったです。ありがとうございます…。

その後ゲームの話に。あつ森の住民の話をしたり、apexが難しすぎるという話をしたり。とても楽しかったですし、お相手がとてもいい人でした。

気づいたら40分近く話していました。電話をしていたのが深夜0時ごろで、相手の方がそろそろ寝ますとのことだったので会話を終えることにしました。「楽しかったです」と言ってもらえたのが嬉しかったです。そもそも女性と10分以上継続して話したのが小6以来?とかで、こんなにも長い時間話すのは8年ぶりくらいでした。自分がこんなにも女性の人と話してこなかったんだとびっくりしましたが、今回こんなにも長時間話せて満足です。

 

4. 斉藤さんをやってみた感想

今回斉藤さんをやってみて感じたことが2つあります。

一つ目は、「いい人もいるけどすぐ切る人も多い」ということです。今回は3人と話してみましたが、この方々と通話が繋がるまでに何回も切られました。これは僕の予想ですが、すぐに切る人(いわゆる「即切り」)は女子目当てで、僕が男だということを確認したらすぐに切っているのかもしれないです。斉藤さんが出会い系のような場所になりつつあるのかもしれないですね。もし斉藤さんを始めようと思っている方がいたら、この点に注意が必要です。

二つ目は、「マジで気軽に話せる」という点です。会話を始めた頃は結構緊張しながら話していましたが、だんだん楽に話せるようになりました。相手が今後も知り合うことのないだろう他人であるという点が大きいのではないかと思います。あまりためらわずに言いたいことを話すことができました。日常だと話したいことがあっても話す勇気が出ない…ということも僕はよくあるので、この点はとてもいいと感じました。最悪嫌になったらブチ切ることも可能ですし、本当に気軽でした。

初めは「このアプリは合わないかな」と思っていましたが、僕のようなコミュ障でも斉藤さんを楽しむことができました。今後もなんとなく人と話したくなった時とかに使ってみようと思います。皆さんも良ければダウンロードして、斉藤さんデビューしてみてはいかがでしょうか?本当に軽い気持ちでできるアプリだと今回実感しましたので、不安な方も一度チャレンジしてみては!ただし、個人情報の取扱いや、ある程度のモラルは守りましょうね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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