ばしょうの日常

社会人一年生のひとりごと

僕は下ネタが言えない

実は一年前くらいからずっと書きたかったことだけど、書くのがめんどくさかったり、恥ずかしくて書きにくかったりしたから、今まで書けなかった。けど頑張って書いてみる。

 

僕は人前で下ネタが言えない。

そのままである。

僕は人前で下ネタが言えない、性的な会話ができないのである。

 

「いやそんなの普通でしょ」「言わない方がいい」って思う人が多いだろう。

確かに、人前で下ネタしかしゃべれないような人よりはいい。そういう奴は周りから気持ち悪がれる。

でも、逆に下ネタに対して何も反応できないのも、周りの流れに取り残されているようで辛いのだ。

 

体育の更衣時間とかは男子しかいないから、下ネタもたくさん聞こえてきた。そういう場になると友達も他の人と性的な会話をしていたりする。が、そのような会話に僕が参加することはなかった。

何人かで集まっている時に、友達が朝〇〇(想像してください)してきたって話した時も、僕はうっすら笑って流すことしかできなかった。

 

 

もちろん、僕はみんなが話している下ネタ話を聞いているし、なんとなくどういうことを言ってるのかはわかる。あくまでも会話に参加できないだけであって、下ネタに対する知識はある。

(ちょっと書くのが恥ずかしくなってきたが)性欲が無いわけでも決してない。そりゃ男として、1人でやる行為は週2位しているし(←こういうのを隠語でしか伝えることができないのが僕・頻度を語るのもめちゃくちゃ恥ずい)、女性ともう少し近くなってみたいっていう気持ちだってある。その辺は一般的な人と変わらない。

 

なぜそのような会話に入ることができないのだろうか。

一つはもちろん、自分がコミュ障であることが挙げられる。どういう会話に繋げればいいかがわからない。もちろん、下ネタを使って会話したことがないから会話経験が乏しくなって、だから話せないんだ!という指摘をされたら何も突っ込めないのであるが。

あとは、私自身が「下ネタを話す自分」というものを自分で認識することができないことや、私が急に下ネタを話し始めた時に相手の反応がどうなるかが怖いことなどが挙げられると思う。前者の方は前のコミュ障問題にも繋がってくると思う。後者の方は、自分が下ネタを話したことによる関係性の悪化を危惧していることが影響している。自分というもののイメージを崩したくないという思いが強いのだろう。

 

ここまで下ネタを話すことができないことや、なぜそれができないのかについて書いてみたが、下ネタを全く話すことができない自分から少し脱却してみたいとも思っている。べらぼうに話すつもりはない。会話に困ることのない程度で、人の下ネタ話に反応することができるくらいになりたい。

でも、自分がどんな話がしてみたいのかって考えると、「週何回していますか」とか「どんな性癖持ってますか」くらいしか思いつかない。しかもそういう質問って、結局は自分と他人を比較して、自分が正常かどうかを調べようとしているものばっかり。いざ性的な会話をしようにも、結局僕の口から出てくる話題は自分の保身なのだ。結局は下ネタを言わずに自分を守り続けている自分と大して変わらない。むしろ、そういう会話しか僕はできないってことかもしれない。