ばしょうの日常

社会人一年生のひとりごと

名古屋・飛騨高山・金沢を巡る旅【Basho-diary(ばしょうの日常)2024】(2/12〜2/18)

 

2/12(月)

7時前に起きた。

バイト。午前中はうまく行ったのに、午後になって電話ラッシュが来て崩れた。途中で電話が嫌になって対応が雑になってきちゃったのも原因の一つ。確認ミスから起こる失態は減らしたい。

 

(これ書いていいのかわからないけど、日記なので書きますね)2年ぶりくらいに、ブログにコメントがついた。それで思ったのは、100のいいねよりも1のコメントの方がいいなってこと。いいねは一秒でつけられるけど、コメントは数分であっても考えないとつけられるものではないから。乗っている想いの強さが明らかに違う。

今回のコメントも、いただけて非常に嬉しいものであった。「自分の日記を見てくれて、しかもそれに共感してくれる」人がいるだけで人生の励みになる!

 

あとは特になし。

 

明日もバイト。明日行けば、旅だ!

 

2/13(火)

7時に起きた。

バイト。今日も午前中は窓際族だった。眠くてうとうとしていた。

午後からは仕事ができたので、フルパワーで労働。いい仕事ができたと思う。仕事のない時が多いから、仕事があるってだけで嬉しくなって頑張っちゃう。

 

明日は何もないけど、明後日からの旅の準備に充てる。あと、いつものようにカメラを持って散歩に行きたいな。

 

 

2/14(水)

8時半に起きた。

午前はまったり。

午後は散歩兼カメラ撮影。今日はズームレンズを使って、いろんな画角を試してみようと思った。あと、色味を気にしてみた。構図と色、どちらも写真の出来を左右するものであるから今後も学びたい。

 

三月に友人と行く旅の計画のこと。僕のおねだりで常磐線周りで行くことになり、その切符の作り方でめんどくさい思いをさせてしまったかもしれない。許して。。。

 

明日からは旅に出る。今日はその準備をした。去年は一泊二日だったけど、今回は二泊三日であり、カメラも持っていくため、荷物がパンパンになってしまった。うまくやりくりしよう。

三日間、一人になる。外界を楽しみながら、自分と向き合ういい時間にしたい。

早起きしようと思っていたのに、結局日付が変わってしまった。明日はそんなに急いでいないので、最悪でも9時くらいに家を出れたらいいかな。

 

では、行ってまいります。

 

 

2/15(木)

6時半に起きた。

出発前。荷物を全部リュックに詰め込んだら、さすがにやりすぎだったかのかパンパンになりすぎた。仕方がないので着替えをエコバックに入れることで対応した。出発前にこんなゴタゴタが起こるとは思わなかった。

 

旅。東京駅から説明する。

今日は東京駅から新幹線に乗って名古屋、名古屋をちょっと探索したのち、高山へ行って一泊という流れ。

東京駅。新幹線、ほぼ満員だった。自分が広島行きののぞみ号に乗ったというのもあるけれど、でもこんなに混むんだってびっくりした。久しぶりに隣に人が来た。それにしても、東海道のビジネス需要の多さはすごいな。

新幹線で、名古屋まで流れる景色をずっとみていた。見ていて、自分の小ささを実感した。東海道新幹線の車窓に映る住宅の数は本当に多くて、それを見ながら、その一軒一軒に住む人がいて、みんな別の人生を歩んでいるんだよなと思った。自分みたいに大学生から就職した人もいれば、建築系かもしれないし、農業かもしれない。とにかくいろんな人がいるんだよなって。そう考えると、別に就職して永遠に働き続けることが一つの人生でもないし、都会じゃなくても生きていけるし。どう生きようが本人が満足していればそれが正解だよなと、至極当たり前の結論に辿り着いた。

僕の場合、いつも何か一つの考え方に固執してしまうから、こうして時々旅に出て、自分の頭の中の世界が小さいことをわからせることが大事だと思っている。新幹線に乗っていたのは1時間半くらいだったけれど、もうそれだけでお腹いっぱいでした。

名古屋。人が多いはずなのに、少ないと感じてしまう。東京の異常さに気付かされる。人をかき分けて進む必要がないんだもん。楽だし、こりゃ住むにはありだなと。

名古屋城を見に行ったり、味噌カツを食べたりした。父親が名古屋出身なもので、「昔父はこんなところで暮らしていたのか」としみじみとした。

名古屋からは特急ひだで高山へ。ひだ、ディーゼル仕様車なのににめちゃくちゃ電車だった。発車する時にはヴォーンという音を立てるが、スピードが乗ると逆に静かになる。これはいい車両だと感じた。JR東海らしい、安心感のある感じ。

高山。夜だったので観光はしていない。明日やる。

夜飯は居酒屋。芭蕉の酒場放浪記、というべきか。ビールと日本酒を徳利で。肉は明日食べるだろうからと、今日は刺身やタコなどを攻めた。うまかったなあ。今、めちゃくちゃ気持ちいいもんな。

 

こんな時でも、友人とのやりとりはやっていた。キュンパスの影響で、はやぶさの指定席が悲惨なことになっているので、一刻も早く予約を取りたいのだ。今日寝る前にとるか。

 

明日は早起きして、朝の街を散策してみたいな、と思っている。

酔っ払っているので、日記を書くのがめんどくさくなってしまった。これくらいで今日は失礼する。

 

2/16(金)

旅行二日目。

6時半に起きた。朝早く起きて、人のいないうちに街並みを散策しようかとも思ったが、気が乗らなくてやめた。

今日はなんだかんだゆっくりして10時くらいに出発。

飛騨大鍾乳洞に行った。みんな白川郷とか長野寄りのロープウェイに乗りに行っていたけれど、一番探検っぽいことができそうな洞窟に決めた。

洞窟はとても面白かった。自然の力強さを実感した。時折低くなっている場所を屈みながら進むのもまた冒険らしい。写真もいっぱい撮れた。良い時間だった。

問題はここからよ。

高山に帰るバスで、整理券を撮り忘れ(どこに整理券があるか書いていない方が悪いということにする!!)、降りるときに運転手に言ってもも耳が遠くて自分のことになかなか反応しないし、両替しようとしたらやり方がわからなくて(いつもICだけどここは何故か使えなかった)結局両替したのに焦って1000円全額ぶち込んだ。金は気にしていないのでどうでもいいのだけど、自分たちのシステムを自明のものと信じ切っていることが全ての原因だと思う。世界にはわからない人がいるということを運転手はわかった方がいいと思うし、自分も逆にわからないといけない。

さらに、寄った店で財布を忘れた。すぐに気づいて戻ったから何事もなかったものの、もし盗まれていたら参事だった。

旅行に行っても僕のトンチンカンは治らないし、ボケも精神的疲労も治っていないようだった。

昼飯は店で食べようかとも思ったが、入る気がしなくて、結局食べ歩きにした。飛騨牛のグルメを食べたり、みたらし団子を食べたりした。

高山観光を4時くらいに終えて、あとは特急にまた乗って富山、そこから在来線で金沢まで来た。

今日は金沢で一泊する。

金沢、明日のために街をあまりみておかないでおこうと思っていたのだが、ホテルまでの道でなかなかに都会であることがわかり驚いている。新潟よりも都会かな。なんだろうね、街が若いと言えばいいのかな。新しそうな建物がたくさん建っていて、まちがどんどん発展してきている印象を受ける。明日また探検するけれど、これはすごいかもしれない。

 

旅行は明日が最終日。明日もゆっくり出かけよう。

 

 

2/17(土)

8時に起きた。

朝食を食べて、9時半くらいから始動。早速、金沢城公園と兼六園に行った。

金沢城公園では、城建築の凄さを知った。特に今回は、支柱となる木材の使い方。一本一本にある凸凹で木々同士は連結されていて、1点に5本くらい繋がっているような場合には、形も複雑になる。とても計算されていると感心した。

兼六園。ここは水戸の偕楽園と違って、松の木が多い印象。景観自体は落ち着いていて、良かった。

ただ、人が多かったな。もう人に知られすぎて、開拓されすぎて。人の多さにやられてしまった。そう思うと、実力がありながらも人がそんなに多くない偕楽園は本当に良いところだったのだと思う。

この3日間で昔の建築や芸術作品をたくさん鑑賞したわけだが、昔の人も今の人も、考えている思いは変わらないなと思った。少しでも洗練された美を求める姿勢や、自分の思いをモノにぶつけたいという思いが。技術の違いこそあれど、思想の一致は面白いものがある。そして、我々はモノを何百年にわたって保存して、「〇〇時代はこうだった」と時代を分断して記憶する一方で、この保存の一番価値あるものは、今と昔の一致した思想やその連続性を伝えることなのではないかとも思ったり。

 

ーーーこれ以降は力尽きて次の日に書いたものになるーーー

 

お昼は近江町市場で海鮮を食べた。美味しかった。

色々回ったけれど、まだ15時。21時発の最終の新幹線を予約しているため、時間があった。新幹線の時間をずらして早く帰ることも考えたけれど、せっかくなら最後まで居たいと思い、時間を潰すことにした。

北陸鉄道に乗ってみた。完乗に加えたいという理由もあったが、金沢まで来て日本海を見ずに帰るとは何事だという思いもあり、行ってみた。

内灘海岸に行った。内灘駅から20分くらい歩いて。これが、めちゃくちゃ良かった。

冬だからほぼ人のいない浜辺で、左右を見渡すと永遠に砂浜が続いているような場所。そこでただ一人突っ立って、波の音を聞く。これが最高だった。落ち着いて、癒された。僕のこの三日間の旅は、全てがここに辿り着くための道筋だったんだと思った。悩みやストレスが全てなくなっていくような気がした。

実はこの海岸に行くまで、今回の旅はこの前の山形に行った時よりつまらないなと感じていた。ずっとなんでなんだろうと思い続けていたが、その理由がやっとわかった。旅を計画しすぎていたのではないかって。

ここにいつ行って、何をみて、次はどこに行って…というような旅は、それはそれで効率的で良いのだが、その旅で僕たちが感じるのは、決して新しい発見に対する感動ではなく、ネット上で調べた画像や情報の再確認にすぎなくなってしまう。

今回の旅は、名古屋、高山、金沢と、いずれも観光地と言えるような場所を巡ってきた。それはそれで楽しかったが、いざ行ってみると「ああ、こんな感じなのね」で終わってしまう。

しかし、今回行った内灘海岸については、行くことすら計画していなかったし、なんならただの時間潰しだった。それなのに、いざ行ってみたら、ザ・観光地と言えるようなところよりも僕は行って良かったと思った。それは、僕が内灘のことを全く知らなかったのもそうだし、自分でこの場所を見つけたという実感があったからなのではと考えている。

そういう未経験に出会うことが旅の魅力だし、またそれがドラマのような人生を感じさせてくれるもので面白さなのだと思う。知らない場所で、ひょんなきっかけから人生が動いていくような、そんな感じ。

また金沢に帰ってきたが、やっぱりまだ17時半とかで時間があったので、あとは駅前のビルの本屋に行ったり、お土産を買ったり、新幹線のホームをうろうろしたりしていた。

最後の新幹線。北陸新幹線は乗るのが初めてだった。かがやき号という、速達型の新幹線に乗ったのだが、これが速い速い。21時に金沢を出て、23時半に東京に着けるの?と思っていたが、あっさりついてしまった。これは革命だと思った。この速さで着くなら街も活性化するよ。

新幹線では日本酒を飲みながら駅弁を食べた。

あとは帰ってきておしまい。

 

楽しい旅行だった。

 

 

2/18(日)

11時に起きた。昨日終電で帰ってきて、2時半に寝たのだから、こうなる。

今日は一日中家にいて、ダラダラしていた。

といっても、旅の振り返り(使った金額とか、撮った写真の整理とか)をしたり、今後のことをちょっと確認したりはしていた。そこそこ有意義には過ごせたと信じたい。

 

明日からはバイト四連勤。楽しみは終わったので、あとは労働。