ばしょうの日常

社会人一年生のひとりごと

2020年を個人的に振り返って。

こんにちは、ばしょうです。

もう今日で2020年も終わりですね。

年が始まった頃には全く想像もできなかった世界が新型コロナの影響で広がって、我々の生活が一変したことは誰もが知っていることと思います。自分は今年の春から大学生になりましたが、春学期は一歩も大学に行くことはなく、秋もその生活が続きました。8月から学費のためにバイトを始めたという変化はありましたが、それでも毎日何もない平凡な日々を過ごしてきたというのが私の感覚です。これまでで一番早く感じた一年だったと思います。今回はそんな自分の2020年を振り返ってみたいと思います。

1.【 1〜3月】大学受験の日々、そして迫りゆくコロナ

今年はほとんど引きこもりの生活が続きましたが、まだコロナが騒がれていなかった年の初めの頃、僕は大学受験の真っ只中でした。1月18日のセンター試験から始まり、2月は5校くらい受験していました。当時は受験への不安感でいっぱいで、時には浪人も考えたこともありました。まあ最後の受験日を終えたらスッキリしたのでその不安は消えたのですが。ただ、2月の中旬以降になるとコロナウイルスのことが次第に現れはじめ、「マスクつけながらの受験も認めますよ」といった注意書きもなされるようになりました。でもこの頃は、まさかこの事態がずっと続くとは思いませんでした。

3月になって大学受験の結果が返ってきて、ひとまず大学への切符を掴むことはできたのでよかったですが、この頃は学校が一斉休校になっていたので予定されていた数少ない高校への登校日は卒業式以外では1日しかなくなり、なかなか友達と会うことができない日々が続きました。進路も決まり、学校へも行けなくなってしまったため時間はたくさん生まれたのですが、日に日にコロナ関連のニュースが増えていたのであまり外に出ることはなかったです。1日だけ大回り乗車をして新しくできた高輪ゲートウェイ駅に行ったことはありましたが、それ以来鉄道の旅は10月終わりまでありませんでした。受験生時代には毎週のように大回りをして、関東のあたりをぐるぐるしていたのに、急にそれができなくなってしまい心に穴がぽっかりと空いたようでした。卒業式も生徒と先生だけで保護者同席はできず、終わったらパッパと帰れというような感じでした。そしてこれ以降、僕は引きこもり生活へと進んでいくのです…

2.【4〜7月】大学がスタート。だけど全てがオンライン。

4月になって、とりあえず僕は高校生から大学生へとなったわけです。しかし入学式は中止だったのでとても実感の湧かない変化でした。自分の入った大学は2週間くらいは授業がない生活が続いたのですが、その後はオンラインで授業がスタートし、日々パソコンに向かって課題を提出する生活が始まりました。やりたいことがあって入った大学なのに、春学期は一回も大学に行くことはありませんでした。外に行こうにも外出自粛要請が出されていましたし、いっときは緊急事態宣言も出されていましたから、家から一歩も出ない生活が続きました。外出をしない日が10日続くこともありました。

日課題を「処理(提出ではありません)」するだけの生活で、家族以外の人と会うことはこの4〜7月はほとんどなかったと思います。元々病みやすい人間ではあるのですが、このコロナ禍でさらに精神的にきていました。「こんな何もしていない自分がご飯を食べる価値はあるのか」と思ってしまい食事が通らないこともありましたし、「なんで生きてるんだろう」「自分の存在価値なんてないんじゃないか」と自分を責める日々が続きました。実際に行くことはなかったですがメンタルクリニックの受診を考えることもありました。

それでも大学の課題は欠かすことなく提出できていたので単位は全て取ることはできました。嬉しいことはそれくらいではないでしょうか。それくらい暗い日々でした。

3.【8〜9月】二つのスタート

4〜7月の間は病んでいる生活が続いたわけですが、8月からは新しく2つのことをスタートすることができました。

一つ目は、このブログです。自分がブログを始めた理由には高校生活が関係していて、部活の後輩がブログをやっていて面白そうだったことや、何人かの先生が書いていた学級通信などを読むことを通じて「自分も文章を書いてみたい」と思ったのが理由でした。もともと自分は人に面と向かって自分の気持ちや想いを伝えるのが苦手で、これまでそのようなことをしてこなかったのですが、ブログを通じて「自分をもっとオープンに、感情や考えを隠さず伝えられたらな」と思って始めました。ブログの記事数はまだまだ少なくアクセス数もほぼ一日一桁ですし、収益化とかもしていないので利益になるわけではないのですが、それでも自分の伝えたいことや考えていることをこのブログで書くことができていると思います。また、ブログを通じて自分の文章力やタイピング力も上がったと思いますので、やっていてよかったと思います。

二つ目は、アルバイトです。8月から飲食店のバイトを始めました。バイトのことについてはまた今度どこかでブログを書いていきたいと思っているので簡単な説明に留めておきます。アルバイトを通じてお金の貴重さや働くことの厳しさについて知ることができたと思います。また、久しぶりの社会参加の機会だったので、アルバイトに行くことだけが自分にとって家族以外の社会の場となっている時もありました。ただ、それと同時に時間の大切さも学ぶことができたと思います。僕は「アルバイトでお金を稼ぐよりも時間の方が大事なのでは」と思います。お金は働けば返ってきますが、時間と若さは100兆円でも買えないほどの貴重なものであり、その時間を全てバイトにつぎ込むのは自分は無理だなと感じました(もっともこれは人の価値観によると思います)。お金を稼ぐことと自分の時間を作ること、この両方をうまく両立できるようにしていきたいと思います。

3. 【9〜12月】大学の秋学期がスタート

大学の秋学期が9月の後半から始まりました。秋学期は基礎ゼミの対面授業が二週間に一回のペースでスタートしました。大学に行くことができるようになり、ゼミに一緒に入っている人や先生と会うこともできましたが、まだ友達レベルに入ってないような関係ですし、基本ぼっちなのは春学期と変わりませんでした。また、Zoomを使った授業が増えたので時間に縛られることは増えましたが、春学期よりも質の高い学びができていると感じています。秋学期の期末レポート課題が今溜まっているので、それをちゃんと「処理」して1年次にフル単できるように頑張ります。

4.まとめ

2020年は本当にあっという間の一年だったと思います。時には病んだり、外出できずに苦しい時もありましたが、このブログを始めたことや大学での学びなど、楽しかったこともありました。来年は自分の可能性をより広げられるような行動をしたいと思います。そしてコロナが収まってマスクなしの生活が戻ってきて欲しいです。

年内になんとかこの記事を出そうと思い急いで書いたので一部日本語がおかしいところがあったらすいません。僕の拙い文章をいつもご覧いただいた方には本当に感謝です。今年もありがとうございました。

では、良いお年を!