ばしょうの日常

社会人一年生のひとりごと

読書生活・地下鉄【Basho-diary(ばしょうの日常)2023】(8/7〜8/13)

 

8/7(月)

11時半に起きた。

2時くらいに、散歩に出かけた。今日は図書館に行くのも兼ねていたので、リュックを背負って出かけた。昨日から、図書館(大学じゃなくて公立ね)に行こう!と思っていた。何か行動しないと一日の濃度が薄くなってしまうなと思っていたので。ちょうど今日は気温が激アツってほどではなかったので、良かった。

電車で一駅のところに図書館はあるのだが、せっかくなので歩くことにした。電車賃も馬鹿にならないし、ちょっと歩きたいと思っていたので。

そしたら、途中で新しくできた市の施設を見つけた。無料だったのでせっかくだしということで入ってみた。こんな取り組みしてるんだ〜って知れてよかった。

じぶん、今は「東京裏返し」って本を読んでいる。大雑把にいうと、この本は行き過ぎた合理化をやめて、古くからの街のアイデンティティを活かそうぜっていうスタンスの本で、具体的には路面電車を延伸しろだの、首都高を廃止してしまえだの、なかなか強い主張なのだ。

けれどこの本を今読んでいて同意できるのは、電車や車のスピードじゃ街を理解しきれないよねってこと。どうしてもそういう交通機関だと窓からの車窓が映像のようにすぐ流れて、その地の本当の時間というか雰囲気というか、を理解しきれないなっていうのは自分も感じてる。

ここ数年の散歩を通じて、たしかに今まで気が付かなかったようなことだったり、知らなかったことに出会えたなって思う。今日だって、電車だったら間違いなく市の施設には出会ってないし。

僕は別にその本の著者みたく「地下鉄なんてくそ!!」「成長なんてやめちまえ!!」なんて過激な思想を持っているわけではないが、でも、視点を変えて、たとえば普段電車で行くようなところを歩いてみたりして、そうやって街を見てみるっていうのは面白いんじゃないかな。

図書館。人が多い。特に受験勉強している人。彼ら彼女らをみて、僕が数年前までそっち側だったことが信じられない。果たして僕は彼らのような猛勉強をできたのか、と。いやまあ、できていなかったら今その大学にはいないはずなんだけど、でもそれができる自分がもういないんだろうなって思う。正直、あそこまで行けたのは僕じゃなくて周囲がやるぞーっていう雰囲気を出してくれたからだと思うけれど。

その後本屋にも行って、また例の如くビジネス書のあたりをフラフラしていた。情報量が多くて、自分が否定されるような気がしたので今日は引き返してきた。最近人に会っていないからなあ。人生の目的とか自分の存在価値とか考え出したら、それは暇のサインなんだと区別できるようになったのはこの大学4年間の成長。

読書が進んでいない。ゼミのことも進んでいない。バイトもできていない。まだ、全く進んでいないぞ。

どうするんだ。

 

 

8/8(火)

12時に起きた。毎日10時くらいに目は覚めるのだが、結局二度寝してしまってこうなる。早くバイトなりの予定を事前に組み込んで、こんなことにならないようにしたい。

「推し、燃ゆ」を読んだ。なんで前から推しの本ばっかり読んでるかって?まあ理由があるんですよ。

僕が読んでいるのは池井戸潤ばっかりなので、違う作者の作品を読むと言葉遣いとか情景描写とかに違和感を覚えてしまう。今回は特にそうだった。別にサクセスストーリではないからとか、登場人物がそんなに多くないからとか、そういうことではないんだよな。なんだろう、これはまだ説明ができない。

ただ、推しについて理解を深めることはできたと思う。能動性ってところが重要なんだろうな。

明日は色々やりたいので、メモに残してから寝たいと思う。

 

 

 

8/9(水)

11時に起きた。

今日も公立の図書館へ。この前借りた推し燃ゆを返却し、新たに「FACT FULNESS」と「嫌われる勇気」を借りてきた。どっちも読みたかったやつ。もう少ししたら旅に出る予定だから、計画立てて読んでいきたい。

あと、免許のお金も振り込んできた。

本を読むペースが上がってきたかもしれない。本って読むまでに抵抗感すごいけど、読んでしまえば早いものだと2、3時間で読み終えちゃう。ぱっぱぱっぱと進めていきたい。

明日は出かける。

 

 

 

8/10(木)

9時に起きた。

今日は元々バイトの面接があったのだが、17時に都内某所で行う予定だった。17時まで時間があるなあと思っていたので、まだできていなかった東京メトロ線の乗りつぶしを行うことにした。なので早く?起きた。

11時ぐらいにメトロの駅に着いて、24時間券を買って始めた。

乗った順番を書くと身バレする(もうしてそう)なので、今日で完乗できた路線だけお伝えすると、

の8路線。残る一つの南北線は時間や疲労の関係と、南北線やるならついでに埼玉高速鉄道も行っちゃいたいけどお金ないよねってことで控えた。

だいたい21時くらいに終えて、それから自宅に帰ってきた。

感想。まずは鉄道面で。便利な路線とそうでない路線がよくわかった。銀座線と丸の内線は利用者のことがよくわかった路線だと感じた。通るべきところにちゃんと通っているし、乗り換え路線もいっぱいで苦労しないから。

反対に苦労したのは日比谷線。東側は乗り換え可能な駅がそこそこあるけれど、西側はほとんどメトロとの乗り換えのない駅ばっかりで、どこの駅から日比谷線に乗ろうかなって悩んだ。日比谷線って他の路線が通っていないところを通ってて、それはそれでいいんだけど、なんか痒いところに手が届かないというか、そんな印象を持った。

鉄道以外の心理・体調的な面。やる前から地下鉄の完乗は苦行である(景色見えない、各駅停車)と思っていた。実際やってみて、最初の方は楽しかったけれど、途中から飽きてきて、自然光も刺さないからストレスもちょっと溜まっていった感じ。次に、都心を走る路線だから空いているってことが一度もなくて、人に揉まれた。さらに、トンネル音で耳もやられる。そして一番厄介だと思ったのは、空気が良くないってこと。ただでさえ都心の空気はあまりいいものではないのに、地下だからそれが滞留してもっと悪くなっているのかな。自宅の最寄駅に着いた瞬間に「あ、空気うま!」って思わず呟いてしまった。

残る南北線は、夏休み中に乗りに行ければいいなって感じだけど、まあできるかは自分の行動力次第。

 

で、地下鉄乗ってる間何していたかっていうと、本を読んでいた。今日は前に図書館で借りた「嫌われる勇気」を読んだ。普通の書籍かと思ったら、対話形式で進んでいくものだった。ただ、読み終わった後に「対話形式で良かった」と思った。

感想。主張が強い。まあ、アドラーの心理学だからそうなんだけど、自分が色々崩れるような感じ。「因果論ではなく目的論で物事を捉えよ」「自慢しているやつは劣等感の塊だ」「自分と他者を分けろ(他者に振り回される人生を生きるな)」「褒めもするな、叱りもするな、でも他者の役に立ってやれ」…とまあ色々主張があって。

特に、「自慢するな」に着いてはちょっとやってしまった、反省しなければと思った。僕は最近ゼミの後輩に「うちの学年のゼミすごいだろ」みたいなことをいったことがあって。それは確かにそうで、自分としては自慢というよりも「ここまでのレベルに上がってきてほしい」って意味で言ったんだけど、それも結局は他者に自分たちの優位性を見せつけて承認欲求に浸ろうとしていただけなのかなって思って。だからしばらく自慢は控えようかなと。

あと、あまり他者に干渉しすぎるなっていうのも考えさせられた。僕は春学期ゼミ生に研究をすごく助けてもらったので、何か恩返しがしたいと思っていて、夏休み中に他の人の研究内容に詳しくなっておこうと思っていた。それで実際に文献を読み始めているのだが、それも良くないんじゃないかって思ったな。たとえ自分が内容に詳しくなっても、それで他者を自分の方向に引っ張ったら、それはそれで他者の価値観に入り込みすぎちゃんじゃないかと。聞かれたら答える、くらいでいいのかなと考えたり。でも人のためになることしたいしなあ。どういう塩梅で生きればいいんだろうっていうのを考えさせられた。

総じてこの本は主張が強すぎる(啓蒙を感じた)ので、全部活かそうとするのは良くないと思うけれど、できるところは使っていきたいかな。

あと、この本はもう一周しようと思う。一回だけではわからない。

もう一つ、心理学の本(こっちはレポートの書き方)を少し読み進めていた。良い読書時間になったと思う。

 

家に帰ってから、自分は経験値がまだ足りないなって改めて思った。特に、社交の場での体験とか、何か新しいものに自分からチャレンジする経験が。就職活動が終わったのに、もう自分を考えている。

ただ、これを考えてしまうのは、間違いなく今日読んだ「嫌われる勇気」が原因なんだけど。

その本にも、「過去のトラウマに囚われるな、現在の考え方次第で変わることができる」って内容が書いてあったから、まずは自分を色々アップデートさせて、変わっていきたいな。実際、そういう思いはここ数週間かなり大きかったし。

実際にやっていることもあって(こういうの書くから承認欲求とか言われるんだろうな…と考えたくはなるがそれは無視する)。

ようやく髪にワックスをかけるようになったし、ゲームも減らそうとしてみてるし(失敗しているけれど、考えているだけいいと思う)、本を読んで知識増やしているし。ちっちゃいことだけど、そういうのをまずは認めていきたいよね。

あとは社交の場なんだけど、これどうするかね。バイトが決まりさえすれば広がるんだけど、それ以外にもほしいじゃん?今日ちらりと「高校の仲間と集まってみるかな…」なんて思った。バイトが決まったら、即声かける。もうこれでいいかな。それで会ってみて、なんか合わなくなってたらプッツンすればいい。嫌われる勇気。

 

もう一つ。自分に何ができるのかなってやっぱり悩む。もう一回、自己分析しようかな。学生相談室にいったおかげもあって、最近ようやく自分を客観視できるようになった。その影響で「ここは自分のいいところ、ここは弱いところ、直したほうがいいところ」っていうのがよりわかってきた。それを元に、もう一度考え直してみたいな。それがサラリーマンなのか、文豪なのか、YouTuberなのか、はたまた無職引きこもりなのか、それはわからないけれど。

 

あ、まだあった。

高校の記録なんだけど、なんか今書いてももう遅いし、過去にすがっているみたいでなんか嫌だなって思ったから、書くのやめようと思っている。決めてはいないけれど。小見出しでなんとなくわかるし、それを人に見せたところで自分を変に誇示しているだけなんじゃないかと思った。

ひとまず、今は過去も未来もあまり考えずに、現在を生きてみる方向性で。

 

明日は予定なしです。多分怠惰な生活に戻ります。

 

今日は日記書くのに40分くらいかかった。それくらい、考えているんだろうな。よしよし。

 

 

 

8/11(金)

11時に起きた。

予想通り、怠惰な生活になった。

散歩は夜に1時間やった。

ゲームばかりしていた。雀魂の調子が悪くて、どうしようもないような負けを2回経験した。

読書も今日はまだできていない。なんだかんだ毎日10分は本を読んでいるので、この習慣を崩さないようにこれから読もうと思う。

明日も予定なし。

 

 

8/12(土)

12時に起きた。

今日も何もしていない。外にも出なかった。ただただぐうたらしていた。本もこれから読む。

書くことがまるでない。おとといは二千字も書いたのに。自分は日記を毎日続けられていることは褒めていいけど、他人は毎日何万字と書いていたりする。…比べちゃダメか。自分のペースで。でも、的確に。

明日も予定なし。

旅に出るまでにゼミのことを済ませておきたかったが、どうやら無理そうだ。

 

 

 

 

8/13(日)

11時に起きた。

やったことは、この前読んだ嫌われる勇気をもう一度読んだこと。今回は斜め読みっていうのかな、さらっとおさらいする感じで。

散歩も行った。いつものコースで。あと、2月に山形に行く前に散歩したルートでもある。もうすぐこの街をさる寂しさを感じたくてね。

明日からは母と一緒に祖母の家に行く。早起きだ。