ばしょうの日常

社会人一年生のひとりごと

アンジャッシュ渡部さんの会見、記者ちょっとやりすぎじゃないですか?

こんにちは、ばしょうです。

おそらくこのブログでは初めてだと思いますが、時事ネタについての意見を書いていきたいと思います。
今回話していくのは今ニュースで話題になっている「アンジャッシュ渡部さんの謝罪会見」についてです。

 

正直あまり今回の騒動のことを理解していないのですが、自分がわかる範囲で説明してみます。もし間違っていたら教えていただけると幸いです。

渡部さん(以後、渡部と書く)は今年6月、週刊文集に例の「多目的トイレ」で複数の女性と関係を持ってしまったことを報じられ、それ以降一切テレビに姿を見せず、自身の活動を自粛しています。佐々木希さんを妻に持つ中での不倫。また、さまざまな取材で渡部がかなり非道の最低なことをしていたとして、世間は大バッシング。当時数々の番組でレギュラーを持っていた渡部ですが、一瞬にしてその人気は消えていきました。

そして、一週間前くらいに「渡部、大晦日ガキ使に出演?」みたいなニュースが現れ話題になりました。しかし「みたくないから一生引っ込んでろ」という意見がかなり多くみられたことも事実です。そんな中での謝罪会見。「ガキ使に出るから謝罪会見なのか、最低だな」という声もあり、正直なぜこの時期に行うのか自分も不思議に思いましたね。

謝罪会見が始まると、Twitterのトレンドに渡部の謝罪会見が載っており、早速自分も見てみたわけです。するとそこには「ちょっとひど過ぎじゃない?」と思うような光景がありました。

まず、記者が女性だけ。わざと報道各社が女性にしたのか、渡部にいじめられた女性の代弁者としてここに来たのかわからないけど、見ていて異様な光景でした。

そして質問内容もひどいものばっかりです。
これからの番組出演のことなど答えられないものや「これを言ったらプライバシーの侵害なんじゃないか」ということをを執拗に質問したり、訳のわからない質問(「今後どうやって多目的トイレを使うのか?」というものや番組名をもじったものなど)も多く、一体何のための謝罪会見なのかよくわかりませんでした。「ごめんなさい」っていうことが謝罪会見の目的のはずなのに、記者どもは何がしたいのだか。金になる報道しかできない日本の記者が多いことが恥ずかしいです。

しかも記者たちはマイク片手に「密」状態。自分たちの利益となる情報を得るためにはそれでも良いのか、今のコロナ社会で影響力のある「リポーター」という存在がそれで良いのか。

その中で僕が一番ひどいと思ったのは、その記者らがまるで渡部を「地の底まで叩き潰して二度と現れてこないようにさせてやる」というような態度で接していることでした。

確かに、渡部がしてきたことは到底許されることではないと思います。渡部によって被害を受けた女性だっているし、同じコンビの児島さん(個人的に好きな芸人)や、妻の佐々木希さんには多大な迷惑をかけたはずです。他にも芸能人の仲間や視聴者、多くの人に彼は迷惑をかけました。その人たちにはもちろん誠心誠意、謝らなければならないことは当然のことであると思います。

ただ、僕的には謝るのも大事だけど「じゃあこれからどうしていくのか」ということが最も重要であると思います。もう起きてしまったことはしょうがなくないけどしょうがないことにして、「これから二度とこのような騒動は起こさないぞ」ということを行動で示してほしいです。渡部がもしこれから地に落ちた信頼を取り戻そうと本気で努力するなら、僕は絶対に応援したいと考えています。

今回の記者たちの行動は、そんな渡部の0からのスタートを踏み潰すかのようなものでした。「一度失敗した人間は二度と帰ってこれない」と言わんばかりの、ひどいものでした。前にもブログで書きましたが(以下リンク参照)、僕はそういう人間の第二のスタートを馬鹿にする人間が大嫌いです。

 

basho-blog.hatenablog.com

 

人間は誰しも失敗します。失敗が大きなものであれば人生へのダメージも大きくなり、周りから人間がいなくなってしまうようなことだってあり得ます。それでも自分の過ちを認めて、もう一度頑張ろうとする人間を否定することが私たちにできますか、と僕は言いたい。

正直渡部がテレビに戻ってくるのは早いかなーという気持ちが僕にはありますが、もし彼が本気でもう一度頑張ろうとするならば、僕は必ず応援します。かつて多くのテレビ番組に出ていたような人間だから、芸能人としてのスキルはなかなかのものだし、彼には食という強い武器もあります。こんな人間がゴミとして捨てられているような状態は非常に勿体無い。頑張って戻ってきてほしいです。